デイサービスで保険外サービスを提供するときの注意事項をかみくだいてみた

介護保険サービスと保険外サービスを組み合わせて提供する場合の取扱いについての通知が出ました。

原本のPDFへのリンクがあるページはこちら
(通知 Vol.678)

リリムジカを活用いただいている通所介護事業者さん、
私たちのように通所介護事業所向けにアクティビティ等を行っている企業・団体さんの
役に立つかと思い、該当する箇所(「第三」以降)の内容かみくだいてみます。

第三
1.デイサービスでは単にそこにいるだけじゃなくて食事とかリハビリとかいろいろなやっているよね。
そんな中で何が通所介護の保険内サービスで、何が保険外サービスかって、区別するのは難しい。

けれど理美容についてはそれをやっているときはどう?
さすがに介護サービスを提供しているとは言えないよね。
併設の医療機関にかかるときも一緒。

だから理美容のときと医療機関にかかっているときは、
通所サービスの提供時間には入れられないよ。

2.さっき言った理美容とか医療機関の受診以外は、やっぱり切り分け難しいよね。

だから特別な器具(最新式のリハビリマシンとか?)や外部事業者(リリムジカとか)を
活用したからといって別料金を利用者から集めるのは適当ではない。
ただ、それで儲けようってんじゃなくて実費程度であれば追加徴収してもいいよ。

まぁ、さっきも言ったけどこれから書く①~④については、
これやってるときは通所介護サービス使ってるとは言えないよ。

だからこういうのについては通所サービスの時間に入れないでね。
その分、実費とか気にしないで「保険外サービス」としてやってもいいよ。

①理美容、健康診断
②機能訓練じゃなくて利用者個人の希望による外出(デイサービス行ってる間に
追加料金払って付き添ってもらって趣味の会に行くとか)
③物販、移動販売(出張デパートとか)
④買い物等代行サービス(これはどういうことを想定しているのかちょっとわかりません、、)

3.とはいえ通所介護事業者さん、保険外サービスで上の①~④をやるときは、以下のことを守ってね。

(1)
①何が御社における通所介護で、何が保険外サービスかをはっきりしてね。
・保険外サービスの運営規定を通所介護のそれとは別につくってね
・保険外サービスを提供するときは利用者の同意を得てね
・保険外サービスを提供する前後にはケアマネに報告してね。
あと、ケアマネは必要に応じて保険外サービスに関する情報を居宅サービス計画に書いておいてね。
・利用者に費用請求するときは、通所介護とは別にしてね(同じ請求書に書かないでってこと。
これはあくまで「保険外サービス」としてやる場合だから、
アクティビティの実費を利用者から徴収する場合は同じ請求書でおk)。
・保険外サービスを提供している時間は、通所介護の提供時間に入れないでね。
あと、中断があるからといって、前後2回の利用にしないでね。あくまで中断だよ。

②利用者保護につとめてね
・デイの職員以外の人(たとえば理容師さん)が保険外サービスをやるときは、
事故発生時の対応方法を明らかにしておいてね
・場合によっては苦情が出ることもありえるよね。デイサービスの事業者さんは
もともと苦情対応の措置をやってると思うから、それを保険外サービスの方にも
活用したらいいんじゃない?
・デイサービス事業者は、保険外サービスの提供事業者に利用者さんを紹介するかわりに、
保険外サービスの提供事業者から金品(紹介料とか)をもらっちゃだめだよ。

(2)~(4)は個別の事案なので省略します。
でもそれぞれルールとしては結構おもしろいです。いろいろ考えているんだなぁ、と伝わってきます。

第四
デイサービス営業していない時間帯に、保険外サービスを活用する場合もいろいろ気にしてやってね。

1.そもそも
通所介護事業所の設備は通所介護の事業のためのものだよね。
ただ、利用者に対して支障がなければ別のことにつかってもいいよ。
お泊りデイやるときにはそっちの通知も良く読んでおいてね。

2.たとえば施設をどんなことに使っていいの?
①地域交流会とか住民向け説明会とか(内覧会やオープンの勉強会、研修とかもこれに入るでしょう)
②いわゆるお泊りデイサービス

第五
通所介護やりつつ保険外サービスもやるパターン
1.いままではどうだったの?
利用者に支障がなければ、一応やってもいいよ、としていた。
2.たとえばどんなケース?
①デイサービス利用者も地域住民もいる状況で体操教室やる。(ご○う先生が来る!と言って、
地域の人も誘って、地域の人から会費を集めたらこのケースですね。
まぁ事業者は宣伝効果をねらうからお金集めないことが多いでしょうけど。)
②利用者さんがいない部屋で、デイサービスには配置されていない職員が
住民向けに何かする。(こんなケースあるのかな、、?)

3.こういうときはどう理解すればいいわけ?
(1)その保険外サービスがどういうものなのか、はっきり記録しておく(誰がいつどんなことしているのか)

(2)あくまで「利用者に支障がない」ことが条件だからね。
①人員配置は、デイ利用者と保険外サービス利用者の合計数に対して、
デイサービスの人員基準を満たすように配置しましょう。(デイサービスの人員が
地域の人の対応にもとられるわけだから理解はできる。けど、これはキツい。
地域の人たくさんは呼べないですね。けど、地域の人からお金をとらなければ、
職員足りなくても利用者に支障がなければグレーめのオッケー、、かな。)

②デイサービスの利用者と保険外サービスの利用者の合計数が
デイサービスの利用定員を超えない(理解できる。けど、すでに定員に近い稼動になっている
デイサービスでは、保険外サービスできないですね、、。新設の中~大規模デイサービスで
まだ稼動が低いところだったら、何かやれることはあるかも。
やすーく楽しい体操教室やって事業所を知ってもらうとか。リリムジカ呼ぶのもいいかもしれませんよ!)
(3)デイサービス利用者と保険外サービスの利用者が混在しない場合は?
デイサービスの利用者に対して支障がないだろうから上の①と②は気にしなくていいよ。

第六は区分支給限度額を超過しているケースなので、略。これもへ~、という感じではあります。

以上、微妙に宣伝をまぜて、内容かみくだいてみました。
読み直したら、あんまり噛みくだけていないところも結構あったかも、、汗。
みなさんがんばって原文読んでください。笑
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管 偉辰

2008年から介護×音楽の会社を11年間経営。2019年夏から転身予定。

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