介護を受ける人のまわりの人が前向きな気持ちになること

昨日はセラピストの梅田と一緒にさいたま市の地域包括支援センター(ちいきほうかつしえんせんたー。地域の高齢者の健康を支援する機関。「包括」と略されることが多いです。)を訪ねました。

包括では主に、自宅で生活している健康な高齢者や、健康に多少リスクのある高齢者をフォローしています。地域住民向けの健康講座を行っていることも多いので、そこで音楽療法のプログラムを活かせないか提案をしました。

話を聞いてくださった包括の職員さんは音楽療法を見たことがあり、興味を示してくださりました。5月に地域の公民館でイベントがあるそうで、「そこでデモンストレーションができますか?」とお話をいただきました。柔軟に、前向きに、考えてくださった職員さんに感謝です。


嬉しかったことが、もう一つ。公民館でのデモンストレーションの話がひと段落した後、包括の職員さんが話をふってくださりました。

「個人的に認知症の人の家族会を運営しています。そこでも音楽療法をお願いできますか?介護をしている家族は大変な思いをしています。素敵な時間をプレゼントしたいです。」

彼女のわくわくする思いが口ぶりから伝わってきました。

私たちが「音楽療法」というツールを使ってやりたいことは、参加者を楽しませること、元気にすることだけではありません。「介護を必要とする状態になっても、心から楽しめることがある!」というメッセージを発信したいです。

そのことによって、介護を受ける人のまわりの人が「音楽療法、うちのおじいちゃんにどうかしら」とか「素敵な時間をプレゼントしたいな」とウキウキする気持ちになれたら良いです。

昨日はそれが少しできたように思います。公民館でのデモンストレーションも、家族会でのセッションも、梅田ともども心をこめて進めて参ります。
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管 偉辰

2008年から介護×音楽の会社を11年間経営。2019年夏から転身予定。

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